高級ブランド牛を生産する過程で重要なのが人工繁殖用に精液を供給する「種牛」の育成です。宮崎牛など人気の高い種牛の精液は一回当たり数千円の高値で取引されることもあり、2007年には宮崎県産和牛の冷凍精液入り容器143本が盗まれる事件も起きました。種牛の育成は、畜産の盛んな地域の自治体などが取り組んでいます。
この精液を使った人工授精で農家が子牛を育て、子牛は他の産地にも出荷されており、育った期間が最も長い地域名を表示できるため、さまざまなブランド牛になります。宮崎県は年約2万9000頭を県外に出荷。うち約2700頭を三重県に出荷しており、多くが高級牛として知られる「松阪牛」に育てられます。
県が避難させていたエース級の種牛6頭は、現在の宮崎牛の約9割の「父」に当たります。6頭の精液は専用容器で約15万本が冷凍保管されており、当面は精液を供給できるほか、その血を引く子牛を再び種牛に育てることは可能。
ただ15万本では一年しか持たないという見方がある上、種牛の育成には7年程度かかるとされ、他のブランドにも深刻な影響を及ぼす可能性があります。
教育系出版社McGraw-Hillのテリー・マクグローCEOが1月26日のテレビ番組で、うわさのタブレットの存在を認める発言をしました。
同氏はこの日、CNBCの番組に出演し、Appleタブレット向けの電子教科書の配信についての話題を向けられ、次のように語りました。
「とてもエキサイティングだ。彼らは明日、これについて発表を行う。われわれはしばらく前からAppleと協力してきた。タブレットはiPhone OSを搭載するので、(iPhoneから)移行できる」
また同氏は、Appleタブレット向けの電子書籍のコンソーシアムについても触れ、「われわれのコンテンツの95%は、タブレットで利用可能な電子書籍フォーマットになっている。タブレットによって、より高度な教育市場、プロフェッショナル市場が開かれるだろう。タブレットはすごいものになる」と話していました。
会社更生法の適用を申請した日本航空が撤退を表明した静岡、松本(長野県)、神戸の3空港で「脱日航」の動きが活発化してきました。新興航空会社による日航の撤退路線への参入が進行。燃費効率のいい航空機を導入し、日航に比べ採算が取りやすいため。一方、撤退や減便が取りざたされる空港からは不安の声も出ています。
日航が2009年10月に撤退を通知した静岡空港は、同県にとって大きな痛手となりました。しかし、新千歳(北海道)、福岡を結ぶ日航の路線は、静岡空港を拠点とする地域航空会社フジドリームエアラインズ(FDA)が引き継ぐことを決定。4月から運航開始します。FDAでは「福岡は当初から参入を考えていた路線」と語り、日航撤退を大きなビジネスチャンスととらえています。
FDAは松本空港と新千歳、福岡を結ぶ2路線も6月から運航を始めます。神戸空港ではスカイマークが就航便数を増やす予定です。
松本空港のある長野県の村井仁知事は「県としても利用を促し、FDAの期待に応えたい」と話し、地元自治体として支援していきます。
日航は再建に向け、2009年4月以降の運航計画で計20路線の廃止を発表していますが、支援する企業再生支援機構は、不採算路線からの大幅な撤退を求める方針。
一方、今後、日航が撤退する予定の地方空港には不安ばかりが広がっています。
鹿児島、宮崎の2路線が廃止され、定期便がなくなる可能性のある広島西飛行場(広島市)について、市は「県民、市民の足の選択肢が減るのは残念」と嘆く。
北海道では女満別や旭川などの空港と関西空港を結ぶ路線が廃止されました。道は「観光産業に大きな影響がある。さらなる減便や路線休止は避けたい」としています。
東京都新宿区の新宿駅地下街の公衆トイレで15日、腹部に刃物が刺さった状態で見つかった男性は自殺を図った可能性が高いことが16日、警視庁新宿署の調べで分かりました。
同署によると、男性は都内在住の地方公務員(49)で、病院で手術を受けましたが、命に別条はありません。家族は「ひどく悩んでいた」と話しており、男性のバッグから刃物のさやが見つかりました。
川崎市の川崎協同病院で1998年、意識不明の男性=当時(58)=から気道を確保するためのチューブを抜き、筋弛緩(しかん)剤を投与して死なせたとして、殺人罪に問われた医師須田セツ子被告(55)について、最高裁第3小法廷(田原睦夫裁判長)は7日付で、被告側の上告を棄却する決定をしました。懲役1年6月、執行猶予3年とした二審判決が確定します。
最高裁が終末期医療をめぐる医師の刑事事件で判断したのは初めて。どのような要件があれば法律上、延命治療中止が許されるのかという基準は示されませんでした。
同小法廷は、男性が脳波の検査を受けておらず、発症から2週間しかたっていなかったことから、「回復可能性や余命について的確に判断できる状況ではなかった」としました。
また、チューブの抜管は家族の要請によって行われましたが、家族には病状などの適切な情報が伝えられていなかったと指摘。「法律上容認される治療中止には当たらない」と判断しました。
西武の中島裕之内野手(27)が2日、契約更改交渉に臨み、5000万円増の2億5000万円の提示を保留しました。全試合に出場して173安打を放ち、初の最多安打と2年連続の最高出塁率でタイトルを獲得。攻守の要として活躍しましたが「(希望額と)開きがある」と厳しい表情で話しました。
選手会長就任が決まり、来季はリーダーとしても期待されています。約1時間半の交渉では練習施設についても話し合い、「選手から改善してほしいことを伝えた」と語りました(金額は推定)。
ソフトバンクは25日、今季限りでオリックスの監督を退いた大石大二郎氏(51)がヘッドコーチに就任すると発表しました。
チームはこの日午前中、森脇ヘッド兼内野守備走塁コーチ(49)の退団を発表。秋季キャンプ後にヘッド格のコーチが入れ替わるのは異例のことですが、角田球団代表は「監督経験者ということで秋山監督をサポートできる。組織の活性化ということ」と理由を説明しました。